■カメラ付きケータイのシャッター音を消す方法
改造の基本的な流れは、どの機種でも次のようになります。
@電池パックを外す
A本体を開く
B使用する導線を加工する
Cスピーカーとその接触端子を改造する(外部に導線を出す)
D本体を閉じる
Eスイッチを本体に接着する
Fスイッチと導線をハンダ付けする
G スイッチ周辺をボンドなどで保護する→出来上がり
【J-phone(J-T08)の改造の仕方】
@本体下部の4箇所にあるネジのキャップを外す。ネジも外す。
Aガワを外すときは、自分の爪を溝に入れて隙間を作る。
そして、ねじりながら強い力を加えていく。(※ガワの内部にはツメがありしっかりはまっているので注意)
Bスピーカーとその接触端子は、ガワを外すことにより分かれます。
まず接触端子にハンダをのせる(※ハンダめっき)
Cさらに約40oの長さの導線を接触端子のハンダの上にのせ、ハンダゴテで熱する。
Dスピーカーにもハンダをのせる(※ハンダめっき)
Eそして、約30mmの導線をのせてハンダゴテで熱してつける。
F導線をつけたスピーカー端子はテープを貼って絶縁する。
端子からはみ出る面積が小さくなるように、テープのサイズには注意を払うこと。
G金属部分に触れないように取り回しながら、導線を外に出してガワを閉める。
ここで電源を入れて音が出ないことを確認する。
Hホットボンドでスイッチを本体に付けたら、導線をハンダ付けする。
I導線をホットボンドで固めたら完成。
スイッチを切り替えても音が出ないときは、導線がどこかで切れている可能性が高い。
再度ガワを開けてチェックしよう。
【au(A5302CA)の改造の仕方】
@全体的につくりが華奢なので、慎重に作業すること。まず本体下部にあるネジのキャップを外す。
Aネジはガワに4箇所、電池パック装着部分に1箇所ある。長さが違うので戻すときに注意。
Bこの機種はガワのツメがしぶとく開けにくい。また、ケツからあけないとフラットケーブルを切るおそれがある。
C開けると3層(ボディ表・緑色基板・ボディ裏)になっている。
D3層の中心にある緑色基板に接触端子がついている。
E端子が小さいので、べろんと剥がしてしまおう。
あまり思い切りよく力を入れると、余計なプラスチックも剥がしてしまうので注意。
F端子を剥がしたほうに、約55mmの導線を付ける。
Gスピーカーにも導線を付ける。取り回しに気をつけながらも約50mmの導線を外に出しガワを閉める。
細かいパーツが落ちやすいので注意。分解前に本体をよく観察しておくこと。
Hスイッチをホットボンドで固定する。
Iスイッチに導線を付ける。
Jホットボンドで導線を固めたら出来上がり。難易度はかなり高い。
【NTT
Docomo(F504is)の改造の仕方】
@本体下部の2箇所にあるキャップを外したあと4箇所のネジを外す。ガワはどこから開けてもOK。
A基板側の接触端子を端子をべろんと剥がし取る。
Bハンダめっきのあと、約45mmの導線を接触端子に付ける。
Cスピーカー。ここからシャッター音が鳴る。
しかし、ボタンのプッシュ音は本体上部のスピーカーから鳴る。
そのため、この機種ではシャッター音は消えるが、プッシュ音は鳴ることになる音量は小さいので問題ないだろう。
Dハンダめっきのあと、約55mmの導線をスピーカー端子に付ける。
E導線の取り回しの関係上、この機種ではスイッチを本体右側に付けた。
導線をスイッチに付け、ホットボンド固めたら完成。